カルシウム(続き)
カルシウムが不足すると、 体の中はかえってカルシウムがあふれるという、 一見矛盾するような現象が起こることがわかっています。
体は、 血液中のカルシウムを常に一定に保つ仕組みになっていますので、 もし、口からカルシウムが入ってこなければ、 骨のカルシウムを溶かし出し(骨がスカスカになってしまう) 血液中に補おうとします。
この時、骨から必要以上のカルシウムを溶かし出し、 そのカルシウムが逆に血液中に増えすぎて、 本来入ってはいけない血管壁などの細胞などに入り込んでしまい、 色々な疾病のもととなるのです。
食品中には、色々な成分が存在し、 カルシウムの体内での吸収を促進したり、妨げたりしています。
代表的なものをあげると、 魚介類などに多く含まれるビタミンDはカルシウムの吸収を良くす る働きがあり、反対に野菜の繊維やフィチン酸などの成分は、 吸収を邪魔する働きをします。
成人の場合、食事中でのカルシウムの吸収率は20〜40% 程度と考えられます。
カルシウムは、リンの摂取量との関係が深くCa:Pの比が1: 2〜2: 1の間で吸収が良くその範囲を超えてPの摂取が多いと吸収が悪く なります。
現在の日本人
現在の日本人は、30年前に比べて、 カルシウムの吸収になんらかのの影響を及ぼす食品、 すなわち油脂は5倍・糖類は10倍・ リン酸塩は100倍もとっていると言われています。
その一方で、魚類の摂取量は減り、 特に小魚の摂取が激減している。 また肉食中心の高タンパク質を取ることが多くなり、 その反面では運動量(労働量) や太陽に当たる時間が少なくなっています。このようなことは、 カルシウムの摂取量も利用率も減らす原因となります。
60歳を過ぎると、 年とともにカルシウムバランスが悪くなります。 尿中に排泄されるカルシウムの量が増え、 腸管からカルシウムの吸収能力が低下するためです。
閉経期以降の女性では、骨粗鬆症(骨の減少) をおこしやすくなります。
骨の健康を守る三ポイント
①30歳前後の骨カルシウム保有量のピーク時に高さをできるだ
け高くしておくこと。
②30歳を過ぎてからも食物内容に気をつけること。
③1日の運動量が十分であること。
骨は生きている
骨は毎日生まれ変わって数年ですっかり入れ替わります。 骨を壊す破骨細胞と骨を作る骨芽細胞、 この二つの働きのためです。
この二つのバランスによって、骨は体を支えています。
ところがこのバランスが崩れて、 骨を溶かす働きに対して骨を作る活動が追いつかず骨がスカスカに なって状態が骨粗鬆症です。
原因の一つとして、閉経後の女性ホルモンの減少が挙げられます。
大切なのは、色々な食品を満遍なく食べて、バランスをとること
また、骨へのカルシウムの吸収を良くするためには、 適度の運動も必要です。
体は、
この時、骨から必要以上のカルシウムを溶かし出し、
食品中には、色々な成分が存在し、
代表的なものをあげると、
成人の場合、食事中でのカルシウムの吸収率は20〜40%
カルシウムは、リンの摂取量との関係が深くCa:Pの比が1:
現在の日本人
現在の日本人は、30年前に比べて、
その一方で、魚類の摂取量は減り、
60歳を過ぎると、
閉経期以降の女性では、骨粗鬆症(骨の減少)
骨の健康を守る三ポイント
①30歳前後の骨カルシウム保有量のピーク時に高さをできるだ
け高くしておくこと。
②30歳を過ぎてからも食物内容に気をつけること。
③1日の運動量が十分であること。
骨は生きている
骨は毎日生まれ変わって数年ですっかり入れ替わります。
この二つのバランスによって、骨は体を支えています。
ところがこのバランスが崩れて、
原因の一つとして、閉経後の女性ホルモンの減少が挙げられます。
大切なのは、色々な食品を満遍なく食べて、バランスをとること
また、骨へのカルシウムの吸収を良くするためには、