ビタミンやミネラルはたくさんとればとるほどいいの?
水溶性と脂溶性があるビタミン
ビタミンの性質には水溶性と脂溶性の二つがあります。水に溶ける水溶性ビタミンは、B群とCの9種類。脂に溶ける脂溶性ビタミンは、A・D・E・Kの4種類です。私たちがビタミンを摂取したとき、体内でそのビタミンが十分ある場合、水溶性は体内の水分に溶け、尿として体外に速やかに排出されます。
脂溶性は、体内で使わないからといって排出されることはなく、体内に貯蔵されていきます。脂溶性ビタミンの中で過剰が明確なのが、ビタミンAとDです。
ミネラルは、欠乏症になるか過剰症になるかの幅が狭く、過剰症はビタミンに比べると起こりやすいといえます。とくに注意しなければならないのがナトリウムです。ナトリウムは、“食塩”という形で口にするほか、パンやお菓子、味噌や醤油などの加工品に含まれ、私たちは意識せずに大量の塩を食べています。
このビタミンを摂りすぎると
ビタミンA 過剰症は、頭痛・吐き気などの症状がでることがある。ビタミンAは1日
5000IU(125μg、0.125mg)。ベータカロテンは、
15000IU(375μg、0.375mg)摂取しても毒性はあ
りません。
ビタミンD 腎臓に沈着すると腎機能が正常に働かなくなって
尿毒症を起こすこともあります。
1日1000IU(25μg、0.025mg)を越えなければ安全
です。
ビタミンE 過剰症の心配はほとんどなありません。
このミネラルをとりすぎると
マグネシウム 多くとっても排出されますが、腎臓の機能が低下す
ると排出がスムーズにいかなくなることがあります。
カリウム 過剰症の心配はありません。腎臓の機能障害があ
る人は少し注意が必要です。
カルシウム カルシウム自体の過剰症の心配はなく、ビタミン
Dが過剰になると高カルシウム血症になり結石な
どを招くことがあります。
鉄 日本では過剰症の心配はありません。鉄鍋を料理
に使用すると過剰症を起こすことがあります。
銅 過剰症は、ほとんど起きません。ただし、銅の容器
や鍋に酸性の食品を入れておくと、銅が高濃度で溶
け出して、吐き気や下痢などを伴う中毒症を引き
起こすことがあります。
亜鉛 過剰症の心配はありません。
セレン 1日300μg以上の摂取は要注意と言われてい
ます。中毒症は爪がもろくなることがあります。ほかに脱毛など。
ヨウ素 1日3mgまでにした方が安全です。

