冬の脱水は、乾燥した空気や暖房器具の使用、寒さによる水分補給の減少などが原因で起こりやすく、気付かないうちに進行します。症状には、喉の渇き、倦怠感、頭痛、めまい、肌の乾燥などがあり、特に高齢者や子どもは、リスクが高いです。脱水を防ぐには、こまめな水分補給を心がけ、加湿器を使用するなどして室内の湿度を保つことが大切です。
冬の脱水に注意が必要な理由
⚪︎「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」の増加:寒く乾燥した環境では、自覚のないまま皮膚や呼吸から多くの水分が失われます。※不感蒸泄:尿や汗のように自覚できないまま皮膚や呼吸(呼気)から体外へ出ていく水分のこと
⚪︎水分補給の減少:寒いと冷たい飲み物を避けたり、トイレへ行きたくないために水分を控えてしまう傾向があります。
⚪︎「喉の渇き」を感じにくい:温かい空気を吸うことで、喉や口の感覚が鈍り、脳が渇きを感じにくくなることがあります。
⚪︎暖房器具による乾燥:エアコンやこたつなどの暖房器具は、室内の湿度を下げ、乾燥を助長します。
⚪︎感染症による脱水:この時期流行るインフルエンザなどによる高熱や下痢、嘔吐は、脱水を招きやすくなります。
冬の脱水サイン(隠れ脱水)
⚪︎疲れやすい、だるい ⚪︎めまい、立ちくらみ ⚪︎集中力の低下 ⚪︎頭痛、吐き気 ⚪︎尿の量の減少、色が濃くなる
セルフチェック:・爪を押して白くなった色がピンクに戻るのに2秒以上かかる場合 ・皮膚をつまんで戻るのに2秒以上かかる場合
冬の脱水予防法
⚪︎こまめな水分補給:喉が渇く前に、水、お茶、白湯などを少量ずつ摂りましょう。(1日1.5ℓ〜2ℓ目安)
⚪︎起床時・就寝前:コップ1杯の水を飲みましょう。
⚪︎入浴前後:汗をかくので水分補給しましょう。
⚪︎加湿:加湿器などで室内の湿度を40〜60%に保ちましょう。
⚪︎ウイルス対策:手洗い、うがいを徹底的にしましょう。

