これからの季節、新学期や新生活が始まってきます。慣れない環境や、人間関係でストレスがかかることもあります。

プチうつの初期症状に注意!
〇朝、スッキリ目覚められない 〇午前中は頭が重く、ボーっとしている 〇寝ても疲れが取れず、全身がだるい 〇頭痛がなかなか消えない 〇目が疲れやすくなった 〇口内炎ができやすい 〇首や肩こりがひどい 〇食欲がなく、食べてもおいしいと感じない 〇風邪をひきやすくなった 〇何をしても面白くない 〇小さなことでイライラする 〇集中力がなくなった、仕事でミスが増えた 〇すぐ落ち込んでクヨクヨしてしまう 〇人と会うのがおっくうになった
誰にでもかかる可能性のある心の病気「プチうつ」
チェックリストで当てはまる項目は、ありましたか?5つ以上当てはまったら要注意です。「これ以上無理しないで」というサインです。
疲れる、頭痛や肩こり、食欲不振といった体の不調は誰もが感じるもの。うつ病は特別な病気ではなく、誰もがかかる可能性がある病気なのです。「心の病気にかかるなんて弱い人間だ」と考える人もおられると思いますが、強いからこそ無理をしてダウンしてしまうのです。
プチうつ=バッテリーの残量が少なくなっている状態
プチうつは軽いうつ症状のことを言い、程度の違いだけで症状そのものはうつ病とほとんど違いはありません。プチうつとは、バッテリーが少なくなっている状態で、休めば自力で回復することもできます。一方うつ病はバッテリーが完全になくなった状態なので、病院などでの治療が必要になります。
うつ病はやる気を起こさせる作用のあるドーパミン、ノルアドレナリン、興奮や不快感を鎮めるセロトニンなどの脳内神経伝達物質の不足が原因です。脳の働きが落ちると、憂うつになったり、集中力がなくなるなど精神的な不調だけでなく。自律神経やホルモン、免疫をコントロールする視床下部の働きも鈍るので頭痛や肩こりなど身体的にも様々な不調が表れてくるのです。
女性になりやすい原因は、女性ホルモンと脳の仕組みの違い
うつ病発症率は、男性より女性の方が圧倒的に多く、女性は4人1人の割合でかかるというデータがあるようです。その理由は女性ホルモンと脳の仕組みにあります。うつ病は脳内神経伝達物質が不足することで起こる病気です。その分泌量を左右するものの一つが女性ホルモンです。ストレスがあると、視床下部が反応し、女性ホルモンの分泌量が減り、併せてセロトニンなども減少するために気分が落ち込んでしまいます。生理前にイライラするのは女性ホルモン減少に併せてセロトニンが減少するためです。

こんな人がかかりやすい
〇まじめで何でも完璧タイプ 〇責任感が強いタイプ 〇几帳面できっちりタイプ 〇人の評価や反応を気にしてしまうタイプ 〇NOといえないタイプ 〇自分さえ我慢すればと自分を抑えるタイプ
プチうつのセルフケアは質の良い眠りと発想の転換
ストレスを感じたままの状態で寝ると、熟睡できないので脳の休息ができなくなり、早く目が覚めたり、寝ても疲れが取れない状態となります。ストレスを感じた時こそ、良い睡眠が必要です。ぬるめのお風呂につかったり、軽くストレッチをするなどリラックスしてから楽しい気持ちで眠りにつきましょう。
また、プチうつになりやすい人は、物事を低く評価したり、否定的に考えがちになります。発想を転換することも実は大事なセルフケアになります。私たちを取り巻く環境は複雑で、ストレスを感じないで生活することは難しい社会です。

ストレスに負けない体を作ろう
〇ゆっくりお風呂に入ってリラックス お風呂に好みの入浴剤やエッセンシャルオイルを入れてリラックスしましょう。不安を鎮めるカモミール、緊張やイライラを鎮めるラベンダー、な気分に合わせて使い分けてみてください。半身浴でたっぷり汗をかくこともおススメです。

〇ウォーキングでセロトニンを増やす 興奮や不快感を鎮める脳内神経伝達物質であるセロトニン。女性はもともとセロトニンが少なく、ストレスを感じると減っていきます。セロトニンの分泌は、一定のリズム運動の刺激で増えます。おススメは、ウォーキングです。

〇エネルギーの源、食事はしっかり摂る 食事は生きていくための基本です。ストレスに負けないためにも1日3食バランスよく食べましょう。特に朝食を食べると体温が上がり、頭や体の動きも良くなります。デザートなど甘いものは低血糖を招き、逆に疲れやすくなります。おやつはなるべくヨーグルトやノンシュガーのもにすると良いでしょう。

自分の心と体をいたわって、毎日を楽しく過ごしましょう。