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シミが消えなくなったら大人の肌には「基礎肌力」をアップしましょう。

例えば、うっかり日焼けしてできたシミはなかなか消えない。肌全体に透明感はなくなってきた。たっぷり寝たのに翌朝の顔色が冴えない。などくすみがちな肌色が気になって、年間を通してホワイトニングのスキンケアを続けているという女性も少なくないようです。成熟した肌が抱える「消えないシミ&くすみ」の悩みは、年齢を重ねることで現れる、複合的な肌トラブルです。

〇メラニンの生成のメカニズム

◦日焼け、シミ、色素沈着、肌を黒くさせるのは色素「メラニン」

肌が黒くなる現象は、「メラニン」という色素が原因です。肌が紫外線などの刺激を受けると表皮最深部の細胞「メラノサイト」にメラニン生成を促す指令信号が出され、酵素チロシナーゼが活性化し原料となるアミノ酸(チロシン)をメラニンへと変化させます。メラニンは角層細胞へ渡され、肌表面へと上がり、肌が黒くみえるのです。

◦メラニンの生成は肌の防衛反応

白肌志向の女性にとっては迷惑なメラニン。しかしメラニンは、その黒い色で率先して紫外線を吸収することで、細胞をダメージから守っています。メラニンの生成は正常な肌の働きですが、部分的に過剰に作られ過ぎてしまったり、生成が止まらないことが問題になります。美白とは、メラニンを上手にコントロールすることなのです。

◦メラニンの生成のスイッチはこの4つ

紫外線 日焼けやシミの原因となり、遺伝子を傷つけることもあります。メラニンの生成のきっかけとなるのは主に紫外線UV-B波です。

酸化 化粧品に含まれる油分などが酸化してできる物質が「過酸化脂質」もメラノサイトを刺激する大きな要因となります。

摩擦 例えば、ナイロンタオルで体を洗うなど長期間、肌に刺激を与えることで薄くまだらなシミができる可能性があります。

炎症 かぶれややけど、ニキビといった炎症が刺激となり、メラノサイトが活性化します。残さないためにも早期のケアが肝心になります。

〇なぜシミ&くすみは消えない?

◦大人肌を襲うチロシナーゼ

大人肌に現れる「消えないシミ」の大きな要因は、メラニンの生成システムの暴走にもあります。刺激によってメラニン生成のスイッチがONになったとしても、若い健康な肌ならば刺激が収まると同時にブレーキがかかるものです。年齢を重ねた肌では、メラニン生成のブレーキがかかりにくくなってきてしまうのです。その結果、酵素チロシナーゼの活性が止まらず、メラニンを作り続けてしまいます。年齢とともに肌の代謝が落ちたところに次々とメラニンが生成され、これがいつまでも肌に居座るシミとなります。

◦溜まった角質が「くすみ」になる

約一か月周期で生まれ変わる角層細胞。このターンオーバーが正常に行われていれば、生成されたメラニンは古くなった角層と一緒に自然に排出されていきます。しかし、年齢を重ねた肌では、そのリズムが滞りがちです。角層がスムーズにはがれなくなり、肌表面に厚く溜まることで肌は、透明感を失っていきます。これがくすみの正体になります。肌全体を暗く見せてしまうくすみには美白ケアだけでは不十分になります。バランスを整えるスキンケアを心がけましょう。

〇新たなシミを作らせない予防策

◦紫外線はしっかりカット!UVケアは一年中!

曇っていても太陽が出ている限り紫外線は降り注いでいます。ケアはしっかりしましょう。

◦オイルカット化粧品で酸化リスクを回避

肌に残った油分が活性酸素と結びつくと過酸化脂質へと変化しメラノサイトを刺激します。オイルカット化粧品を使うことで美白ケアにつながります。

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