私たちが健康的な生活を送るのに不可欠な睡眠。
日々の暮らしが充実したものになるかどうかは”眠り”にかかっているといっても過言ではありません
脳と体の休息のしくみを知り、睡眠を上手に付き合っていきましょう

〇眠りについての基礎知識
良い眠りは肌の調子や体調も左右します。それに日中の活動や仕事の能率にもかかわるなどあらゆることに関連しています。
○眠りを構成するのは「レム睡眠」「ノンレム睡眠」の2種類
体を休める「レム睡眠」 脳を休める「ノンレム睡眠」
レム睡眠は、睡眠中まぶたの下で目がキョロキョロ動いている状態。それ以外をノンレム睡眠と呼びます。
レム睡眠では、体の筋肉は弛緩し脳波は、覚醒している時に近い状態です。ノンレム睡眠で社、筋肉は完全に弛緩せず、脳波的には深く眠っている状態です。
この2つの眠りで「体と脳のメンテナンス」をしています。
〇脳や体の修正作業をしてくれる成長ホルモン
ノンレム睡眠時に最も分泌される「成長ホルモン」
深いノンレム睡眠時には、脳下垂体から成長ホルモンが大量に分泌されます。これは、たんぱく質の合成を促し、疲労回復や肌の調子を整えるほか、脳神経の発達や細胞の修復にも深くかかわるなど、体だけでなく、脳も成長させるといわれています。
日中1~3時間くらいの周期で分泌され、入眠後のノンレム睡眠時に最大量となります。

〇現代人の多くが抱える睡眠のトラブルとは?
元大のインターネットの普及との関係で、リズム睡眠障害です。生活パターンがズレてしまい、夜寝つけず、朝起きられないという症状です。私たちの睡眠は体内時計でコントロールされていて、その設定は、1日25時間です。それを毎朝太陽の光を浴びることで、脳が24時間に調整しているのです。
夜遅くまでテレビを見たり、パソコンをやっていると脳が興奮してしまい、なかなか寝付けなくなります。その結果、睡眠不足で朝寝坊を続ければ、朝の光で体内時計のズレを解消することができなくなってしまいます。
早起きして必ず明るい光を浴びる。それだけで必ず睡眠のリズムは戻ってきます。
○女性の睡眠に関わるトラブル
女性特有の体のバイオリズムなどもあって、どうしても女性は男性よりも睡眠のトラブルを抱えがちです。
〇不眠症は女性に多い!?
不眠症は女性に多いといわれ、年齢が高くなるほどその数は増えています。生理前後の体温変化なども関係しているのではないかと考えられています。
〇男性よりも少ない睡眠時間
20代以外では女性の方が、男性よりも睡眠時間が少なく、特に40代の日本人女性は、世界で最も睡眠時間が短いといわれています。
〇寝ている間に食べてしまう病気
女性に多いとされている「睡眠関連食行動障害」睡眠障害の一つで、寝ている間に無意識のうちに何かを食べてしまうという行動です。その間の記憶は、完全にもしくは部分的に欠落しています。
〇睡眠不足は肥満につながる
睡眠が不足するとグレリンという食欲を高めるホルモンが、大量に分泌され、逆にレプチンという食欲を抑えるホルモンの分泌が減少します。
睡眠を十分にとらないと生活習慣病のリスクも高まります。

快眠のためのコツ
1.平日も休日も規則正しいリズムで生活をしましょう。
2.三度の食事を決まった時間に摂りましょう
3.就床時刻にこだわり過ぎない
4.朝日を浴び昼間を活動的に過ごす
5.寝る前にリラックスタイムを持ちましょう
6.心地よい眠りのために環境を整えましょう