膝関節は、筋肉だけではなく、前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靱帯、外側側副靱帯といった複数の靱帯よって支持・補強され、安定した運動が誘導されます。これらの靱帯は、骨同士をつなぎ、関節の動きを適切な範囲に制限することで、膝のぐらつきを防ぎ、正しい動きを導く重要な役割を果たしています。
主な靱帯
膝蓋靭帯(しつがいじんたい) 関節包の前方を補強する。大腿四頭筋の延長として強力に働きます。
斜膝窩靱帯(しゃしつかじんたい) 半膜様筋腱の延長であり、関節包の後外方を補強します。
前・後十字靭帯(ぜん・こうじゅうじじんたい) 関節内包を斜行する靱帯です。前十字靭帯は、脛骨前顆を結び、下腿の過大な前方移動(伸展)を防ぎます。 後十字靭帯は、大腿骨外側顆を結び、下腿の過度な後方移動(屈曲)を防ぎます。
側副靱帯(そくふくじんたい) 関節包の側方を補強し、かつ伸展時の側方移動を防ぎます。
その他・前、後半月靱帯及び膝横靱帯 半月板を固定し、その動きを抑制します。
膝関節には、前方に4個、後方に6個の関節包が存在し、骨と皮膚・筋・腱などとの回避を助けています。
では、なぜ痛みが出るのでしょうか?
⚪︎脚は、膝の関節が内側に捻れた状態です。体重が内側に偏ってかかるため、真っ直ぐな膝に比べて負担が大きくなります。例えば、若い頃からO脚で歩いていると、長い間に膝の軟骨がすり減って膝痛になりやすいです。 軟骨に必要な栄養素は、コラーゲン、ビタミンC、コンドロイチン硫酸
変形性膝関節症
年齢に従って関節軟骨が変形することが第一の原因となり、肥満による体重負担、O脚などが加わって発生します。また、膝関節内の骨折後、膝関節の半月板の損傷や半月板摘出手術後、関節を前後左右に安定させる十字靭帯や内外側副靱帯の損傷の後にも発病があります。
原因
⚪︎膝関節が腫れ水が溜まる…関節水腫 膝関節の周囲が厚く大きくなるのが特徴
⚪︎女性は閉経後、肥満になりやすい ⚪︎女性ホルモンの関係で女性の方が関節が柔らかい ⚪︎女性は男性と比べて筋力が弱いためしっかりと関節を支えられなくなる

