褐色脂肪細胞とは、脂肪を分解して熱を産生し体温を調節する特殊な脂肪細胞で、「ヤセ体質細胞」とも呼ばれ、首や肩甲骨周りに存在します。白色脂肪細胞がエネルギーを蓄えるのに対し、褐色脂肪細胞はエネルギーを燃焼させる「体内のストーブ」のような役割を担い、寒冷刺激や運動などで活性化し、肥満やメタボ対策として注目されていますが、加齢とともに減少します。
主な特徴
⚪︎機能:脂肪を分解して熱に変える(熱産生)ことで体温を維持し、エネルギー消費を促します。
⚪︎見た目:細胞内に熱を生み出すミトコンドリア(タンパク質UCP1を発現)が多いため、褐色に見えます。
⚪︎場所:主に鎖骨上窩、首、肩甲骨周り、大動脈周辺などに存在しています。
⚪︎役割:赤ちゃんには多く、体温調節を助けますが、成人後は減少します。
活性化させる方法
⚪︎寒冷刺激:冷水シャワー、水泳、サウナ後の水風呂などで体温を下げると活性化します。
⚪︎運動・ストレッチ:肩甲骨を動かすストレッチや体操は、周辺の褐色脂肪細胞を刺激するのに効果的です。高温環境でのサウナの利用も細胞を活性化させるヒートショックプロテインの生成を促します。
⚪︎食事:唐辛子に含まれるカプサイシンや、生姜、にんにくなど体を温める食材や、緑茶カテキンなどの食品成分が活性化を促すことがわかっています。
この細胞を活性化させることで、脂肪燃焼を促進し、太りにくい体質を目指せるとされています。

