顎関節とは、頭の骨(側頭骨)のくぼみに下あごの骨に突き出た部分が、はまり込むような構造です。
顎を動かしたときに動く両耳の前の部分顎関節です。

顎関節症とは、顎関節周辺に何らかの異常がある「顎が痛い」「顎が鳴る」「口が開けづらい」などが主な症状です。
女性が子供から高齢者まで幅広く、10代半ばから増え始め20代~30代がピークです。女性が多い理由はまだわかっていません。女性の方が骨格や靭帯が弱い、女性ホルモンに関わっているなどの説があります。
顎関節症の4つのタイプ
①筋肉の障害・・筋肉が原因で緊張して硬くなることで、血液の循環が悪くなることで痛みを生じます。咀嚼筋を中心に痛むので頬やこめかみのあたりが痛みます。頭痛、首、肩などに関連痛がおきます。
②関節包、靭帯の障害・・顎関節の関節包や靭帯などの繊維組織に力が加わって捻挫を起こしたような痛みになります。 関節包炎、滑膜炎などを起こし、顎を動かすと顎関節部が痛みます。
③関節円板の障害・・関節円板が本来の位置から前にズレたまま「関節円板前方位」 関節円板は、ズレやすい・関節円板は前後の連結が緩やかになっているため、前後に動きやすく後部組織が伸びやすい構造になっています。関節円板が前方にズレたままになってしまうと、口を開け閉めするときに「カクカク」音がしたり、口が開けずらくなる症状が出てきます。
④変形性関節症・・顎関節に繰り返し強い負荷がかけられたり、長い間続いたときに下顎頭の表面が吸収されて、その周りに新しい骨が作られていきます。口を開け閉めすると「ゴリゴリ」「ジャリジャリ」などの音がして、滑膜炎など周囲の炎症を伴います。

原因
〇食いしばり・歯ぎしり・歯をカチカチ鳴らすなど 筋肉を緊張させ、顎関節に過度の負担をかけることでダメージを与えます。
〇精神的な緊張は、食いしばりや夜間の歯ぎしりをおこします。
〇左右どちらか一方でばかり噛むクセ。片側だけに多くの負担をかけることで炎症の原因となります。
〇うつぶせ寝、頬杖をつく、猫背など顎や筋肉に負担をかけるクセ
現代人の顎はなぜ歪みやすい?
柔らかい食べ物の多い生活から「噛む力」が弱くなっていることが関係しています。噛む力のほかに噛む回数も少なく、顎が運動不足になり筋肉が衰えてしまっていることで顎関節の動きをしっかり支えられず炎症が出やすいと考えられます。 顎の運動不足では脳への血流量も少なくなり、集中力も落ち、平衡感覚も低下、身体能力に大きく影響します。
顎が痛い、口が開けにくいなどでお悩みの方は、ご相談含め施術のご予約お待ちしております。